参拝前の準備①【トイレ】
鳥居のすぐ側には、車椅子で利用できる多目的トイレがございます。参拝前に、是非ご利用ください。
参拝前の準備②【コインロッカー】
鳥居前にある衛士見張所には、コインロッカーが隣接されていますので、不要な荷物は預けて参拝することが出来ます。
コインロッカーは、小300円(17個)、中400円(24個)、大500円(12個)の3種類がございます。
〈注意事項〉
料金は当日限り(1日)ですので、営業時間を過ぎると新たにもう1日分の料金が発生します。
3日間荷物を放置した場合、荷物は所定の場所(神宮会館)に移管されます。
鍵を紛失した場合、新たな鍵設置費用として2000円が必要になりますので、ご留意ください。
伊勢神宮のコインロッカーには両替機がございませんので、あらかじめ100円玉をご準備ください。
参拝前の準備③【参拝専用車椅子】
伊勢神宮では、参拝専用の車椅子を無料で貸出しています。(鳥居前の衛士見張所に受付がございます。)
電動と手動がありますので、お好みの方を指定して下さい。(予約不可で当日申込のみ。台数に制限がございますのでご注意下さい。)
今回は電動車椅子をお借りしてレポート致します。
注意:この車椅子は電動ですが、介助者が必要ですのでご注意ください。
(写真を見て頂くとわかりますが、操作バーが後ろについており介助者が操作するようになっております。)
〈操作方法〉
右のスイッチで電源を入れ、左のスイッチでお好みのスピードを選択します。
後は、このレバーを360度行きたい方向に倒し動かすだけです。
万が一故障で動かなくなった場合は、足元のレバーで手動に変えることもできます。
それでは
いざ出発です!!
鳥居をくぐり、五十鈴川に架かる宇治橋を渡ります。(注:右側通行)
タイヤが太く、砂利道もなんのその。
参拝の前に手水舎で手と口を清めます。
車椅子を横付けすると、身体を濡らさずご自身の手でヒシャクを使って清めることが出来ます。
【手水の作法(清める順番)】
左手→右手→左手で水を受けて口→左手→ヒシャクの柄
正宮までの参道には、大きな木々が立ち並びまさに神社全体がパワースポットです。
ここでハプニング!!!!!
足置きとタイヤでかかとが挟まれてしまいました。
(注意:足の置く位置が後ろ過ぎると危険です。挟まれないように注意して下さい!!)
宇治橋から正宮まで約800m。
やっとこさ
正宮前に到着。
正宮前には25段の階段があり、車椅子では登ることができませんので、正宮の階段の下で天照大御神にお祈りします。
【参拝の作法】ニ拝→ニ拍手→一拝
正宮では個人的なお願いをしないのがルールです。
(階段下からの参拝でも神様に対し失礼には当たらないそうです。)
次に向かうのがこちら「荒祭宮」。
正しい順路で行くと途中に階段があり車椅子では辿りつけないので、歩行者が荒祭宮から帰る道を車椅子ユーザーは逆走します。(車椅子受付時に回り方は教えてくださいます。)
こちらも階段の下で参拝。
荒祭宮では個人的なお願いをしてもOKです。
荒祭宮を参拝した後は、ゆっくりと来た道を戻ります。神楽殿(お札やお守りをうけられる)から帰り道に右折。
途中にはきれいな池があり、縁起がいいとして有名な「黄金の鯉」を眺めることができます。
帰り道には参集殿(参拝者用の屋内休憩所)もあるので、疲れたら休憩しつつゆっくりと回って下さい。
最後にまた宇治橋を渡って、参拝は終わりです。